カイヅカイブキさび病
病原菌 | Gymnosporangium sp. |
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特徴・生態 | 春になって降雨にあたると水分を含み、大きさ1-2cmの黄褐色のゼリー状に膨らむ。乾燥するとカサカサに乾ききる。 |
防除方法 | 異種寄生性菌で、他の植物間を行き来している。近くに中間奇宿(ナシ、カリン、ボケ等多くのバラ科植物)の植栽を控える。 ボケを植栽する場合は、赤星病(銹病菌による病害)に注意し、ボケ赤星病用に市販されている農薬を、使用基準を守って散布することで、イブキへの感染を防ぐ。 |
参考文献 | 泰・西村十郎.1992.原色庭木花木の病害虫.農文協.pp.10、42-43. |
投稿者氏名 | 天野孝之 |
樹木医登録番号 | 0001 |
写真 |
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湿潤時の状態。ゼリー状になり、軟らかい。
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乾燥時の状態。乾燥状態になり、堅い。
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