アカマツのすす葉枯病
病原菌 | Rhizosphaera kalkhoffii Bubak |
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特徴・生態 | アカマツのほかクロマツ、ヒマラヤスギにも発生する。気孔に列状に並んで、すす状の小黒点が多数形成される。被害葉は枯れて乾燥した状態になる。 |
防除方法 | 衰弱した不健全木に発生しやすいので、採光、通風、土壌環境の改善に努め、樹勢回復をはかる。適用農薬は無い。 |
参考文献 | 小林享夫編著.1991.カラー解説 庭木・花木・林木の病害.養賢堂.東京.pp.5、103. |
投稿者氏名 | 天野孝之 |
樹木医登録番号 | 0001 |
写真 |
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アカマツの葉の裏に形成された柄子殻。
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気孔から侵入した病原菌の柄子殻。
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