サカキ白藻病
病原菌 | Cephaleuros virescens Kunze |
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特徴・生態 | サカキに限らず、多くの常緑樹の葉上に発生する。葉上に藻の一種が繁殖し1cm程の大きさに成長する。最初白色であるがやがて灰褐色から灰緑色を呈する。病葉は脱落することなく美観を著しく損なう。 |
防除方法 | 通風・採光条件の悪い個所で発生しやすいので、この点を考え整枝剪定を行う。登録農薬はない。 |
参考文献 | 小林享夫編著.1991.カラー解説 庭木・花木・林木の病害.養賢堂.東京.pp.12、108. |
投稿者氏名 | 天野孝之 |
樹木医登録番号 | 0001 |
写真 |
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薄暗い個所に植栽されたサカキに発生した罹病葉。
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多数の病斑が形成された罹病葉。
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