キハダ銹病
病原菌 | Coleosporium phellodendri Komar. |
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特徴・生態 | アカマツとの間を行き来する異種寄生菌である。6-7月に発病し、罹病葉の表面に黄色の斑点が出来、葉裏には黄色から褐色の病斑(夏胞子層)ができる。初秋には落葉しはじめる。 |
防除方法 | 薬用利用のためにキハダを栽培する場合は、アカマツ生育地を避ける。登録農薬はない。 |
参考文献 | 小林享夫編著.1991.カラー解説 庭木・花木・林木の病害.養賢堂.東京.pp.82、178. |
投稿者氏名 | 天野孝之 |
樹木医登録番号 | 0001 |
写真 |
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罹病葉の裏側に黄褐色から褐色の病斑が形成され、早期落葉をおこす。
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葉表に黄色から黄褐色の病斑が多数できる。
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