カリンの赤星病
病原菌 | Gymnosporangium asiaticum Miyabe ex Yamada |
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特徴・生態 | 葉の表面に淡黄色の小円班が出来、やがて大きく成長し、中央部はやや凹み褐色に変化する。葉裏は、葉脈の基部に淡緑色の隆起物ができる。やがて橙黄色の紛塊を飛散する。 |
防除方法 | 罹病葉は目立つが、これにより葉が枯れることは少ない。気になる場合は、罹病葉を摘み取り焼却する。 |
参考文献 | 小林享夫編著.1991.カラー解説庭木・花木・林木の病害.養賢堂.東京.125. |
投稿者氏名 | 天野孝之 |
樹木医登録番号 | 0001 |
写真 |
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葉表に、黄色斑点が形成され、その中央部は褐色の病斑ができる。病斑が癒合し不定形になる場合がある。
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初期状態の病斑。葉表が少し隆起する。古くなると葉裏にタコ足状の毛状体を形成する。
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