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樹病

カナメモチごま色斑点病

病原菌 Entomosporium mespili (Dc. ex Duby) Sacc.
特徴・生態 葉に多数の病斑を形成する。病斑周囲は黒褐色に変色し、中央部に黒色隆起物が形成される。掻き取り顕微鏡下で見ると、ハツカネズミ状の胞子が認められる。葉の裏側は、凹む。罹病樹を放置すると、激しく落葉を繰り返し、遂には枯死する。
防除方法 罹病葉、罹病落葉は丁寧に集め焼却する。チオファネートメチル水和剤、ベノミル水和剤が農薬登録されているので、発生初期から使用基準を守って散布する。
参考文献 小林享夫編著.1991.カラー解説 庭木・花木・林木の病害.養賢堂.東京.pp.39、135.
投稿者氏名 天野孝之
樹木医登録番号 0001
写真
赤い葉が緑の葉になっても病斑は残り、やがて激しく落葉する。新しく展葉した葉も、激しく罹病する。
葉表の症状。病斑の周囲は褐色のリンクが出来、周辺は赤く変色する。葉の裏側は、凹む。