エノキのうどんこ病
病原菌 | Uncinula clintonii Peck Uncinulopsis shiraiana (Hennings) Hara |
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特徴・生態 | 夏から秋にかけて葉の裏または表に白色の薄い菌糸膜が形成される。やがて大きく成長し互いに癒合して不定形になる。 |
防除方法 | 落葉を丁寧に集め、焼却する。(街路樹や公園樹では樹冠が大きく、また発生に気が付くのが落葉前であるため、農薬を散布しても効果が上がらない。) |
参考文献 | 小林享夫編著.1991.カラー解説庭木・花木・林木の病害.養賢堂.東京.30、126. |
投稿者氏名 | 天野孝之 |
樹木医登録番号 | 0001 |
写真 |
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葉の裏表に小さい白色菌糸膜が多数形成される。形成された病斑は大きく成長し互いに癒合して不定形の形になる。
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秋になると病斑部分に微小黒点(子嚢果)が多数形成される。
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