杉の大スギ
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所在地 | 高知県長岡郡大豊町大字杉 |
樹種名 | スギ |
樹高 | 南杉60m 北杉56m |
幹周 | 南杉13m 北杉11m |
周囲 | 9m |
推定樹齢 | 2000-3000年 |
指定 | 国指定特別天然記念物 (大正13年指定) |
概要 | 吉野川支流の穴内川左岸を走る国道32号線沿いにある「道の駅大杉」、そこから300mほど登ったところの八坂神社の境内にある大杉。 根元はひとつで北杉、南杉と二本に分かれていることから夫婦杉とも呼ばれている日本一の大杉である。伝説ではスサノオノミコトが植えたとされ、樹齢は2000年とも3000年ともいわれる巨木である。故美空ひばりが若い頃、巡業中にこの近くでバス事故に遭い、療養中に「日本一の歌手」を祈願して叶えられたという話は有名で、傍の公園には遺影碑が建立されている。平成15年度日本樹木医会高知大会では、樹勢保護対策についての事例報告がなされた。 |
新玉様(あらたまさま)のモミ
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所在地 | 高知県幡多郡西土佐村大字津賀 |
樹種名 | モミ |
樹高 | 27m |
幹周 | 8m |
推定樹齢 | 900年 |
概要 | 新玉様のモミは、最後の清流四万十川の支流目黒川 沿いの丘陵性山地の中腹に生立し、新玉家の先祖神 「新玉神社」のご神木として津賀集落住民の崇敬を集 めている。新玉神社は、その昔壇ノ浦の戦いに敗れた 平家一門である新玉丹後兄弟が祀られており、丹後 は弓の名人で、村人に災いをもたらしていた魔神を退 治したという伝説が残されている。このモミは、1991年 環境庁が実施した第4回自然環境保全基礎調査「巨 樹・巨木林」の中で、日本一にランクされた。地上2mで双幹となっているが、5m付近までに数本の枝折れがあり腐朽も 進み、地上に露出した根系にも損傷が多いことから、林野庁による「平成10年度巨樹・古木林等保全管理推進事業」の 助成を受け、日本樹木医会高知県支部が治療を実施した。 |
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