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大阪府

野間の大けやき

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所在地 豊能郡能勢町野間稲地266
樹種 ケヤキ
指定 国指定天然記念物
樹高 33m
幹周 10.1m
推定樹齢 1,000年
概要 能勢町の豊かな自然に囲まれ、のどかな田園風景がひろがる中に、どっかと鎮座しているのが、野間の大けやきです。平地の開放的な場所に単独で立っているため、周囲からの見通しも良く、遠くからでもその形の良い、素晴らしい樹形を目にすることができます。
このケヤキのある所一帯は、もと「蟻無宮(ありなしみや)」という神社の境内で、このケヤキは御神体ともいうべき神木であったということです。昔から農民は、春先に出る新芽の出具合でこの年の豊凶を占ってきたと伝えられています。
太い幹は途中で枝分かれし、枝張りは東西42m、南北38mもあります。一部、幹折れした治療跡があるものの、樹高以上に枝張りが発達し、それが均整のとれた形となっています。
近年、やや衰弱が見られたため、平成6年から3年間、樹木医の手で治療を行い、今は大分元気になっています。治療内容は枯れ枝、宿り木、キヅタの除去、根系外科処置、不良客土の除去、主幹台部、支幹、枝条部支柱の改良とやり替え、地被植物の植栽などが実施されました。
現在は、資料館や駐車場、トイレが整備され多くの見学者が訪れています。
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薫蓋樟

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所在地 門真市大字三ツ島1387
樹種 クスノキ
指定 国指定天然記念物
樹高 25m
幹周 12.5m
推定樹齢 1,000年
概要 門真市の古い家並みの中にある三島神社は「くすのきさん」の名で親しまれています。
この神社の中心にドンと座って、神社を覆い尽くすように大きな枝を拡げているのが薫蓋樟です。薫蓋樟とは、衣服の防虫剤として知られる樟脳の薫りと、神社に蓋をしたような様子から名づけられたとも言われています。大阪府では樹木の中では一番幹周りの大きい樹として有名です。
大きなコブのついた根元の幹は、まるで大きな岩のようであり、そこから出た大きな幹は、四方八方に力強く伸びて、すっぽりと神社を包んでいます。樹勢も非常に良好で、こんもりとしたその姿は、遠くから見ると、まるで大きな森があるように錯覚をします。
大阪みどりの百選では第一位に選ばれ、第二位に選ばれた近くの「砂子水路の桜」とともに地域の自慢の風景となっています。
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妙国寺の大そてつ

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所在地 堺市堺区材木町東四丁1番4号
樹種 ソテツ
指定 国指定天然記念物
樹高 4.3m
株数 19株
概要 妙国寺は永禄5年(1562年)、日蓮宗の無本寺として建立され、永禄8年に三好長慶の父、三好之康が寺地とソテツを寄贈しました。
織田信長が安土城を築いた時、天下の名木を集めようと安土城へ移植したところ、毎晩「堺へ帰りたい」と泣いたためソテツに霊があるとして再び妙国寺へ返したというのは有名です。また、徳川家康が大坂夏の陣の折、妙国寺に泊まり、「妙なりや国にさかえる蘇鉄の木聞きしにまさる一本の株」と詠みました。
江戸期の「和泉名所図会」には、「大枝22本、小枝78本、総周り25尺、高さ22尺余り、枝葉6~7間は一面の蒼色ですいらんの如し」と記され、古くから堺の名木の一つとして知られていました。大正13年12月9日、国の天然記念物に指定されていますが、近年、樹勢の衰退は著しく、樹勢回復のための措置が急がれます。
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