三春滝ザクラ
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所在地 | 福島県田村郡三春町大字滝字桜久保 |
指定 | 国指定天然記念物 |
指定日 | 大正11年10月12日 |
樹齢 | 1,000年 |
樹高 | 12.5m |
幹周 | 8.2m |
概要 | 紅枝垂れの国内最大の巨樹で日本三大桜の1つ。 傾斜地に立ち、低地面より太い枝が四方に拡がり、 長い垂れ枝に無数の花を着け、開花期の景観は極め て美麗である。天文年間(1532年~1555年)に植え たものといわれ、花色は濃紅で風姿頗る優雅で、四 月下旬頃開花する。枝垂れザクラとして早くより海 外にも紹介されている名木で、旧三春藩では周囲の 畑地、約三畝歩三斗二升五合を無税地とし、藩主の 御用木として柵をめぐらしていたという。 同樹の正面に小祠がある。天保7年(1836年)に記 された「滝佐久良の記」に歌人加茂季鷹(1752年~ 1841年)が詠んだ和歌「陸奥にみちたるのみか四方 八方にひびきわたれる滝桜花」が記されている。 |
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杉沢の大スギ
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所在地 | 福島県二本松市岩代町杉沢字平 |
指定 | 国指定天然記念物 |
指定日 | 昭和18年8月14日 |
樹齢 | 1,000年 |
樹高 | 46.5m |
幹周 | 12.3m |
概要 | 寛永20年(1643年)二本松藩主丹羽光重が領内巡 視の際、この大杉の威容に感歎して「杉沢の杉」と 命名したといわれる。これにより、当時、菅野沢村と 称した村名も杉沢村に改称したと伝えられる。明治 に入り、この大杉の地盤の地籍に争いが生じ、明治 24年(1891年)、ときの県知事の行政処分をもって官 有地第3種に編入されたという。 |
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