荷卸(におろし)の松
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所在地 | 北海道せたな町北檜山区西丹波488-11 |
樹種 | イチイ |
樹高 | 10m |
幹周り | 250cm |
推定樹齢 | 320年 |
指定 | 北海道記念保護樹木 |
故事、由来 |
1892(明治25)年、元会津藩士・丹羽五郎が開拓移住者12戸49人を連れて入地しました。 大きな傘を開いたようなイチイ(オンコ)があるのをみとめて樹下に荷物をおろし地勢を調べ、ここに数日間野宿して小屋掛け地所の割り当てなどを行いました。 後にこのイチイを「荷卸の松」と呼ぶようになり、開拓の記念樹として尊ばれています。 1973(昭和48)年3月30日、北海道記念保護樹木に指定されています。 |
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縁結(えんむす)びの桂
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所在地 | 乙部町富岡 国有林内 |
樹種 | カツラ |
樹高(双幹木) | 40m、40m |
幹周り | 610cm、500cm |
推定樹齢 | 300年 |
指定 | 北海道記念保護樹木 |
故事、由来 |
縁結びの神が宿ると伝えられているカツラで、この木に触ると良縁が結ばれると崇められ多くの人々に敬愛されている銘木 約6mの高さでどちらかの枝が30cmくらいの太さで合体している。 次のような伝承がある。 明治の初め頃、この木で舟をつくることになり、だれもが切ろうとしても、どうしても切ることが出来ないので、この地方一番の豪傑をよんで切ろうとしたが、この木の前では力がぬけてしまい、結局、切り倒す事が出来なかった。この木は神が宿るに違いないと、大切に奉ったと伝えられている。 |