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合格体験記 (第22期)

「合格体験記」

伊藤香里(東京都)  林野庁森林技術総合研修所

 樹木医を受験しようと思ったのは実は 4月に入ってからで、かなり駆け込み勉強でした。まずはテキストと過去問集を買って、その厚さにゲッソリ。

とりあえずウォーミングアップに堀先生の図解が楽しい「樹木の診断と手当て」を読みながら身近な樹木で事例を探したり、自分でもスケッチを描いてみたりして、意味のない自信をつけて恐る恐る過去問を解いてみたのですが、当然のことながら完敗。すでに受験は申し込んでしまっていたので焦るのですが、なかなか勉強には集中できないものです。結局、厚さ4センチ弱のテキストを 3分割して一冊ずつ持ち歩き、毎日 1時間弱の通勤電車の中で読みながら蛍光ペンと付箋でポイントをマークし、土日でそれをノートにまとめながら図書館に行って参考書を見ながら補足、という作業を繰り返しながら2ヶ月ぐらいでようやくテキストを読み終わりました。つまり終わったのが試験の前週ぐらい。もちろん過去問やインターネット上の合格体験記を参考に重要そうな分野からやり、ヤマもかけました(ハズレましたが)。

特に樹木の構造、害虫の生活環などは文章だけでは分かり難い部分は図に書いて考えながら覚えていきました。最後までわからなかったのは昆虫で、特に試験でもよく出てくる虫の科、目名は全然覚えられず、系統だって理解する方法があればいいなと思っているうちに時間切れでした。

私の場合は、日頃から樹木の管理に関わるというよりも行政での仕事をしているので実務系の部分はかなり付け焼き刃の知識で受験となってしまいました。何とか合格して、その後筑波での研修での講義や実習でようやくわかってきたことも多く、樹木医は日々経験と研鑽なのだなと思いました。