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合格体験記 (第21期)

ヒヨッコ樹木医のつぶやき

櫻井健太(茨城県)  住友林業緑化株式会社

 樹木のように生きたい…樹木を勉強するにつれて、いつの間にかそう思うようになっていました。

 樹木は自分で生きる環境を選べません。一度芽吹くと、自力で動くことは出来ません。しかし、与えられた環境のなかで精一杯根を張り、枝を伸ばします。そんな樹木の生き方に憧れを抱き、樹木のことをもっと知りたいと考え、受験を決意しました。

 私は学生時代に樹木医補制度を利用して受験資格を得、大学院在学中に樹木医になりました。大学院での研究期間を実務経験の期間に充てることが出来たので、反則的な早さ?で受験することが出来ました。当然、社会人になってから資格をとることも考えましたが、社会人になると試験のための時間の確保が難しくなると予想し、学生受験の道を選びました。社会人になった今、学生のうちに資格をとって良かったと心の底から感じます。同じような境遇で迷っている学生の方は、受験をお勧めします。

 受験のために行ったことはただ1つです。それは、樹木医の手引きを熟読することや、参考書を買うことではなく、過去問を分析することでした。もちろん樹木医の手引きを読むことは重要です。しかし、情報量がとても多いため、集中力のない私は読む度にいつも違う世界へと旅立ってしまいました。そこで考え付いたのが、過去問の分析です。問題を分野別に整理し、年毎にどの分野が出題されているのかをまとめ、おおよその出題傾向を掴みました。さらにその中で出題頻度の高い昆虫名や病名、専門用語をチェックし、まとめました。過去問は、樹木医の手引きのエッセンスがまとめられている最高の参考書です。多岐にわたる出題範囲のなか、効率よく勉強するためには過去問を解くことが一番だと私は思います。

 4月で社会人 2年目になった今、私は住宅の緑化に携わっています。まだまだ社会人としても半人前、樹木医としても半人前ですが、周囲から認められる樹木医になれるように、日々精進します。