インフォメーション > 樹木医を目指す方へ > 合格体験記 (第20期)

合格体験記 (第20期)

自作の過去問題集の解説書が合格につながる

菅 信貴(広島県)  緑屋

 公共工事の会社に勤めていると仕様書通りに植栽する事を強いられ、植物のためにこれでも良いのかと悩み、役所との折衝に当りましたが、思い通りに行くことはありませんでした。その頃樹木医という資格があり、これを持っていると役所との折衝がやりやすくなるのではないかとの思いが芽生え受験を決意しました。

 選抜試験を受験できるようになる7年の実務経験を経る頃に、社内的に2週間も休むのは如何なものかとの指摘を受けた私は、一次試験に合格したら会社を辞めるとの考えをやめ、受かるのだからいつ辞めても一緒だと会社に辞表を書きました。

 筑波での研修の2週間は、仕事に就く事も出来ないことは分かっていましたから、生命保険も解約してお金も用意しました。受験資格ができ、「最新・樹木医の手引き」を何度も読み直し最初の受験を迎えました。手ごたえはあったのですがあえなく不合格になりました。次に過去問を取り寄せ、これを起点に勉強を始めたのですが、過去問集の解説が少なく不満に重い、それだったら自分で解説集を作ればよい、さらに解説集を作るのであれば、これから受験する後輩たちに、説明が出来るほどのクオリティのものを作ればよいのではないかと考え、一日一問を目標に解説集制作に取り掛かりました。

 しかしながら、二度目の受験もあえなく失敗。次の年に再度受験を考えていたのですが、当時勤めていた会社の要請で、入札の関係で技能士などの資格を先にとって欲しいとの要請があり樹木医受験を控えました。再度受験したのは6年後、会社において中堅クラスになり、勉強をする時間もなくなりましたが、自分で作った過去問週の解説を読んで受験に挑み、合格することが出来ました。

 今から考えると、時間が空いた事で今までの経験を反芻できたことや、人に説明できるように書き綴った過去問題集の自作解説書が、論述問題に役に立ったと考えています。