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合格体験記 (第20期)

基礎を学び直すことで樹木の理論と実践をつなげる

帳山朋美(富山県)  株式会社サカエグリーン

 樹木医を受験するきっかけは、尊敬する樹木医の方からいただいた「過去問題集」だった気がします。樹木医が身近な存在になってきたのはそれからです。縁あって入社した会社には2名の樹木医がいて、私に緑地管理の面白さを教えてくださいました。2人に付いて日本樹木医会富山県支部の調査などに同行させていただき、そこで樹木医集団を目の当たりにしました。知識も経験も豊富で、職種も多様、それにもかかわらず親しみやすく仲も良く、自分などがその輪の中に入ろうなどとは恐れ多いことでした。

 その一方で、会社に寄せられる「樹木の不調を見てほしい」という依頼に自分1人では太刀打ちできないもどかしさや、もう少し的確な判断をできないものかという思いが募り、一念発起し樹木医を目指すことにしました。

 大事にしまっていた「過去問題集」を引っ張り出し、「最新・樹木医の手引き」と併せて勉強しました。やっているとどうしても基礎的なことに立ちかえらねばならず、大学はおろか高校の教科書まで引っ張り出しました。そうしているうちに、樹木の「理論」と「実践」とがつながってくるのを感じ、それが少しだけ自信となりました。時間をかけたらかけた分、自分に帰ってくるものがあることを実感しました。

 2週間の研修は本当に貴重です。素晴らしい講師の先生方に日頃の疑問を直接伺えた時などは、頭の中の霧がパッと晴れるようでした。何より、全国各地の方々と知り合えたことも大きな財産です。それから、私は会社の樹木医(社長)からのアドバイスで、毎朝せっせと筑波の街を散歩し、同期生に「朝っぱらからどこまで行っているんだ」と言われながらも散歩を楽しんでいたのでした。まだまだ幼虫の樹木医ですが、これからも樹木と向き合い続け、蛹になり成虫になるのを目下の目標にしたいと思います。