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合格体験記 (第19期)

私にとって樹木医になることの大切さ

山中正宏(兵庫県)  復建調査設計株式会社 大阪支社

 平成 16年 6月 15日、広島市。「樹木の生育にとって土壌は非常に重要です。しかし、土壌に詳しい樹木医は少ないです。土壌に関する知識や経験をお持ちでしたら、ぜひ樹木医になって私たちの仲間に加わってください。」建設コンサルタント会社の環境部門に所属している私が、樹木医の方からかけられた言葉です。

 道路拡幅工事の実施にあたり、移植検討対象となる樹木1本1本について健全性、移植の難易、移植方法等を検討し、移植の可否を判断する業務の時のことでした。樹木医の方といっしょに仕事をするのはその時が初めてでしたが、畏敬の念を持って樹木に接しておられる態度に深い感銘を受けました。~人生意気に感ず~樹木医になるしかありません !!

 この日から、情報収集、関連図書の購入、過去問の入手等の準備を始めました。『最新・樹木医の手引き』『樹木医学』『図解樹木の診断と手当て』等の図書と過去問を行ったり来たりしながら理解を深めていきましたが、特に次の方法は効果的でした。

 ①過去問の頁をバラバラにし、『最新・樹木医の手引き』の章立てに沿って項目別にファイルに綴じる ことにより、同じ項目の問題を集中的に解く。

 ②試験直前には、バラバラにした過去問の頁をもとの体裁(出題年度別)に束ね直し、本番の出題構成に慣れる。

 平成7年1月 17日、私は神戸市民の一人として、阪神・淡路大震災に遭遇しました。その際、公園の樹木や街路樹が建物の倒壊や延焼を食い止めてくれました。また、春になって新緑の若葉を見た時、ずいぶん心が癒されたことを覚えています。震災から 16年の歳月が立ちましたが、樹木医になって、その時の恩返しができるようになったことを本当にうれしく思っています。