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合格体験記 (第18期)

樹木医合格体験記

土肥奈都子(福岡県) (株)森園芸場

医と名の付く資格のため受験に躊躇うこと5 年あまり、樹木医試験を受ける決心がついたのは、2008年6 月10 日の朝でした。受験書類は6 月10 日付消印まで有効、慌てて書類を作り、郵便局の窓口に託しました。さて、お尻に火がついたとはこのことで、夜は1時頃まで、朝は5時に起きて勉強をしました。その頃、ちょうどいろいろなことが行き詰っていたこともあり、不純な動機も手伝い、私にしてはなかなかの集中力をもって勉学に励むことが出来ました。

受験まで1ヶ月半、日中は仕事という短い時間の中で受験するにあたり、8 年分の過去問とその解説を中心に勉強をしました。比較的簡単な8 年前から始め、難しい近年の問題に慣れる作戦でした。不明瞭な分野、重要だと思った分野については、最新樹木医の手引きや他の書籍を参考にしました。参考にした書籍は、森林生態学(朝倉書店)、農薬指導士講習テキスト(福岡県)、高校生物、地学の参考書等々、学生以来未開封のダンボールを引っ張り出し、あるいは本屋で長々と立ち読みし、分からないところを潰していきました。

だめもとで挑んだ試験でしたが、届いた結果は合格でした。死ぬ気でがんばれば何らかの道は開けるんだと思えた瞬間でした。でも、短い勉強期間で合格できたのは、今までの積み重ねも功を奏したのだと思います。都市樹木や森林、植物生態学に対する好奇心は昔から自分の中にあったものですし、環境にも恵まれました。

樹木医となったこの先も、医者であると同時に、庭師として樹木をみていきたいと思います。また、今からが本当の勉強の始まりなんだと痛感しています。広く深い知識をまだまだ増やしていくつもりです。これからどうぞよろしくお願い致します。