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合格体験記 (第18期)

樹木医合格体験記

山田 匡(兵庫県) (株)E-DESIGN

街を歩いているとき、都市内の樹木の痛ましい状況を眼にすることが多く、なぜこのようなことが起こっているのか・・・このままではいけない、と考えたのが樹木医を志したきっかけでした。今、医学の分野では“予防医学”の考え方が重要視されています。私は樹木の分野でも同じだと考えました。衰弱や病気になってから治療を行うより、予め病気になりにくい健全な状態を作る。そのような樹木医も必要だと考えました。

受験対策としては、まず心構えから。とにかく“樹木医になりたい”と強く思うこと。さらに、常に問題意識を持ち日々の仕事や生活に臨むこと。今まで見過ごしたり、当たり前に見えていたものが違う見え方となります。そのような中で勉強することが“単なる暗記ではない知識の習得”につながりました。

本格的な勉強の場は通勤電車の中でした。過去問題を繰り返し解き、知識の乏しい部分は「最新・樹木医の手引き」などを参考に理解を深めました。後は日頃から新聞や専門雑誌などを読んでおくこと。論述問題では現在の社会情勢やニーズに沿った内容で問われるはずです。また、申込み時の業務経歴も重要だと思います。私は10事例を目標に記述し、提出前に先輩樹木医に添削頂きました。経験記述であっても、構成がしっかりしていないと内容を伝えられません。今思えばこれも論述試験対策につながったと思っています。

現在、兵庫県支部とNPO おおさか緑と樹木の診断協会に所属し、諸先輩方のプロの仕事を間近に見れる貴重な機会を得ています。普段はランドスケープデザインを行っているので、直接樹木の診断や治療に携わることはありませんが、将来樹木医として社会に役立てるよう、当面は“予防医学”の側面から精進したいと思います。先輩方の樹木治療の仕事がなくなるくらい頑張っていきたいと考えています。