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合格体験記 (第18期)

樹木医合格体験記

野村 崇(福井県) 福井県総合グリーンセンター

私が樹木医になろうと思ったのには、二つの理由があります。まず一つ目は、私の近くに偶然いた樹木医の方を通じて、樹木医の樹木・植物への接し方を学び、その姿に憧れたことです。二つ目は、私が林業関係の行政に従事していることが関係しています。仕事では、樹木が集合して作られている森林環境の保全や切り出し集まった材木の利用に関係することを中心に行っています。しかし、私の仕事では、通常生きた個々の樹木にまであまり関心を払いません。このことが、私は以前から気になっていました。森林や資材としての木材も、もともとは個々の樹木から成り立っているのに、樹木への関心が薄いのです。私は、全体としての「森林」も、個別の「樹木」も両方勉強していくことが、より良い仕事につながるのではないかと思っています。そこで、知識の少ない樹木のことについて勉強してみたいと思ったのが、もう一つの理由です。

このような理由から、樹木医受験資格である7年間の経験年数を満たした段階で、樹木医受験に取り組むことにしました。もともと、植物のことが好きで花や木を育てるのが好きだったため、受験勉強も比較的楽しく進めることができました。具体的な勉強方法ですが、最新樹木医の手引きを読むこと、過去の試験問題集を解くことなどを行いました。無理せず、嫌にならない程度に進めたことが良かったのだと思っています。

最後になりますが、私も実際に樹木医になってから一年が経過しました。今年は後継樹育成を行うため、挿し木の作業に取り組むことができました。新しいことを学べて、良い経験になったと思います。樹木医となり、自分を取り巻く世界の幅が少し広がったことをうれしく思っています。今後も、多くのことを学びながら少しずつ成長していきたいです。