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合格体験記 (第17期)

樹木医合格体験記

末弘豊子(熊本県) (有)長嶺造園

私は米作り、家庭菜園、きのこの原木栽培、樹木の生産、造園施工など、土にまみれ日本の四季を膚で感じる毎日を送っています。

樹木は、剪定・移植などで人の都合に合わされています。樹木にとっては迷惑なことでしょうが、「人間との共生なのでがまんしてね」と思いながら作業をしています。樹木の特性や技術を少しでも多く学んで、樹木が健康に生育する手助けができればと、受験しました。

受験準備としては『選抜試験問題集』と『最新樹木医の手引き』を繰り返し読み内容を理解することで、選抜試験の目処は立ったように思えました。しかし、いざ受験してみると、論述問題では字を書くのが遅く文章がまとまらず、なかなか合格することができませんでした。それ以来、暇があれば鉛筆を握り、文章の練習をしました。鋏やスコップを握る筋肉と筆記用具を握る筋肉は違います。何度も落ちた御陰で本も熟読でき、知識が少しずつ蓄積したのか、合格できました。

筑波での研修は、前日の講義に関する試験が毎日あり、緊張感と集中力を養うことができました。講師の先生方の科学的研究に基づく理論や技術など、中身の濃い講義には感謝しています。

私たちの暮らしの中で、樹木の担っている役割は大きいと思います。「この診断・処置は違います」と樹木から言われないよう、沢山の樹木に接し、樹木の知識を深めるとともに、診る目を養ってゆきたいと思います。