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合格体験記 (第17期)

樹木医合格体験記

槙野浩二郎(島根県) 出雲土建(株)

私の住んでいる島根県出雲市は樹木医発祥の地と言われています。平成元年、前市長の岩国哲人氏が、ふるさとの樹を大切に守ろうと『樹医』制度を創設されました。その制度とは、出雲市が樹木の生態や病害虫の防除など詳しい人などを出雲市の『樹医』として何人か認定し、市民からの樹木相談などにボランティアとして貢献するという制度です。この制度が後に林野庁により、平成3 年から創設された樹木医制度のモデルにされたと聞いています。現在でも出雲市の『樹医』制度は広く市民に活用され、出雲市では樹木医より『樹医』の方が知名度は高いようです。

私が樹木医になったきっかけは、この出雲市の『樹医』となり、そして樹木医制度が始まった島根県で第1 期となられた先生との出会いでした。先生は農林高校の教員を退職された後、樹木医となられ、長年のその知識と教養はもちろんですが、木や花に対する思いやりや人と人とのふれあいを大切にした活動をされました。私も先生の仕事のお手伝いをするうちに、このような樹木医になれたらと思い受験しました。今まで造園一途で来た私ですが、受験にあたり高校の生物Ⅰ、Ⅱと基礎から勉強し始め、あらためて植物の不思議さに驚き、新しい発見の毎日でした。選抜試験に合格して、2 週間の研修はとても有意義で充実した毎日でした。今までこんなに勉強した事があったのか?というくらいです。また、同期の方と意気投合して、今ではその同期の方と全国にネットワークができ情報交換の場となっています。また、1 回目の同期会も行われ、芦生の森へ出かけ楽しい時間を過ごしました。今後は地域に何か樹木医としてお役に立てるように、地道に活動をしようと思っています。