インフォメーション > 樹木医を目指す方へ > 合格体験記 (第17期)

合格体験記 (第17期)

樹木医合格体験記

青山広晴(京都府) 美山町森林組合

巨樹への畏敬の念は何処から発するのか、大阪の臨海工業地帯の緑地管理を仕事にしていた私がその様な感情を抱いていたとき、知ったのが樹木医の存在でした。

そして、自然への憧れがつのり、大阪から京都の山中に引っ越して来るとき「自然の中で樹木医になる」という約束を妻と結びました。ところがこの約束がその後の私自身を苦しめます。

いくらでも木が生育する山間部では、木は守るものではなく伐って使うもの。これが田舎のライフスタイルでした。この感覚と、樹木医のあるべき意味が結びつかず、一向に樹木医の勉強をしない日々が続きました。

しかし田舎暮らしの経過と共に、樹木は私たちの生活にどんどん大きな位置を占めていきます。そんなある日、一念発起して子供が中学を卒業するまでに合格することを決心し、改めて受験勉強を始めました。

10 年前に買った樹木医の手引きを最新版に買い替え、問題集も新たに買い、必死で勉強に取り組みました。そして、晴れて17 期合格、筑波行きとなったのです。

その初日、自分の勉強だけで精一杯だと思っていたのですが、60 人のうち3 人しかいない班長の指名をいただきました。班長といっても名簿の順番で決まるのですが、そのお陰で多くの方と知り合うことができました。

研修の前には思いもしませんでしたが、年齢、性別、住む場所、職業、様々な違いを超えて、日を重ねるごとに沢山の仲間と打ち解け、苦しくも楽しい研修生活を送りました。

そして一年後京都で、初めての同期会を開催。樹木医として成長した仲間との再会を果たしました。素晴らしい知識を得た事とともに、良い仲間ができた事が財産になったと感じる合格体験でした。あらためて筑波研修でお世話になった方々に感謝いたします。