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合格体験記 (第16期)

「樹木医の手引き」と過去問

守家 博(香川県)

樹木医の二次審査の研修をうけるために、筑波へ行ってみると、参加者の年齢は20 代から60 代後半まで、職種もさまざまであった。したがって、樹木医を目指すモチベーションもさまざまで、勉強の仕方もその人にあったやり方で一次試験を突破されたことと思う。私の場合は、勤務先が大学であったため、非常勤講師で来られていた樹木医の方と知り合いになり、樹木医の勉強を勧められたのがきっかけであった。もともと地元の植物の会に約20 年ほど所属して山野を歩いていたので、あまり違和感はなかった。早速、樹木医賛助会員になって県の保存木の治療などに参加させていただいたり、「樹木医の手引き」を購入して読み始めた。賛助会員としての活動は実際の経験として大変役に立った。「樹木医の手引き」に関しては、4、5 回は通読するように言われた。

なにぶん厚い本なので苦労したが、同時にその方法も伝授された。その方法とは本を分解し、分冊にすることであった。そこで私の場合は、各章ごとに分冊し、表紙をつけて四つ目とじにした。この方法だと厚い本を持ち歩くこともなく、量の重圧から開放されて、一冊ごとの達成感もあり、比較的容易に読み進めることが出来た。ぜひ皆さんにお勧めしたい方法である。「樹木医の手引き」に関してもう一つこだわったことは、文章の中に出てくる専門用語の読み方である。これが意外に初心者には読みづらい。インターネットで徹底して調べて、わかりにくい漢字にはすべて振り仮名をふった。それともう一つ大切なことは、過去問である。どんな試験にせよ試験にはすべて受験テクニックがある。広範囲な試験範囲を教科書から勉強しているとたいていの場合失敗する。過去10 年間の問題集を4、5 回やっていると出題者の意図がだんだん分かってきておもしろくなる。ぜひこれから挑戦される方は、過去問から勉強されることをお勧めする。