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合格体験記 (第15期)

二浪した樹木医

滋賀県余呉町役場嘱託職員 二宮正信

 振り返れば、「樹木医試験を受けないか」と誘われたのが平成15年6月。私は身の程も知らず受けることにした。それが以後、二年にも及ぶ苦闘の始まりになろうとは、夢にも考えていなかった。

 「樹木医?」何のことやら分からぬまま、毎年行われている「樹木と緑化の総合技術講座」をまずは受講することになった。東京で4日間の集中講義。樹木医を目指す全国の人たちと友達になれ、情報を得た。樹木医とは何か?が分かり始めて間もない7月末、名古屋の会場で初受験。60歳、農業高校教員最後の年で、あっけなく不合格。一浪となる。

 その後定年退職に続く再就職などで忙しく、受験勉強できない日々が続いた。焦った。それでも職場や家庭に事情を説明し理解を得て、試験2ヶ月前から猛勉強をした。二度目の講座も受けた。だが、平成16年度もまた不合格。失意の二浪となる。

 捲土重来。二浪目は「元旦」から取り組むことにした。好きな酒も控えめにし、一日も休まず勉強した。背水の陣である。40~50本吸っていたタバコもやめた。そして平成17年7月24日、三回目の受験。自信は無かったが、思いもかけず合格通知が届いた。不覚にも涙が出るほどの感激であった。

 その後、10月に筑波での研修を無事終え、ようやく樹木医として認定された。こうして足かけ三年に渡る樹木医挑戦の苦闘がこうして終わったのである。

 悔しさと苦しさと、楽しさと喜びの受験体験。先輩や同期の樹木医の皆さん本当にありがとう。