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合格体験記 (第15期)

私の合格体験記

佐藤 榮


 きっかけは、樹木の仕事をするにあたり、より信頼を得たいと思ったからです。

 受験から数ヶ月が過ぎ、一次の合格通知を手にしたときは、見込がないと思っていた樹木の枝が新緑でいっぱいになったような嬉しい驚きでした。これは一大事だと二次審査を無事パスできるように、ようやく「最新・樹木医の手引き」を本格的に勉強し始めました。

 過去の問題集もろくにせずに合格できたのは、これまでの積み重ねにあったと思います。たとえば、本業の庭造りを主体に、被災樹木処理ではチェンソーを手に幹の空洞と腐朽や穿孔害虫、大径木移植ではバックホウのかたわら根の状況、高木剪定では高所損傷部の回復や枝葉の状況、枯損木処理ではスコップを手に土壌条件、松枯れでは要因と防除等を実務を通じて学びました。

 そのときどきに直面した、汗を流している現場での問題解決を第一に考えてやってきたことが偶然うまくかみあったのでしょう。

 疑問解決のための資料として「ツリードクター」も読んでいましたが、とくに「樹木の診断と手当て」をお勧めします。樹木全体をとらえるのによく、図解が多くわかり易くて、肩のこらないのが一番です。また択一式問題の解答にも役立ちました。

 記述式では結論から先に書き、箇条書にして要点をとらえ余白をいれて、読み易いように心がけました。反省点はMS-DOSの頃よりパソコンに変換を 頼っていたため、漢字を書けずに苦労したことです。

 最後に、筑波の研修は良き仲間の励ましにささえられた思い出に残る2週間でした。先生や仲間に大変お世話になりました。心より感謝します。