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合格体験記 (第13期)

樹木医資格試験に挑戦

神田 多

 樹木医には以前から興味を持っており、いつか資格を取得したいと思っていました。しかし職業が直接樹木を扱うものではなく、また、2週間の研修は部 門外のサラリ-マンでは到底不可能であることから、半ば諦めていました。程なく定年退職を迎え、今日まで農作物の病害虫・雑草の防除技術と農薬の開発研 究という職業で生計を立てて来たことから、定年後は、これらを通して得られた技術や経験を世の役に立てたい、それには「やはり樹木医だ!」との考え で、樹木医受験に挑戦することにしました。しかし、受験資格に必要な樹木に関する知識も経験も乏しく、樹木保護に携わった実績もないため無理かとは思い ましたが、病原菌や害虫と農薬に関することには多少の自信がありましたので、ままよ受けるだけ受けてみて、それで駄目なら諦めもつく、との思いで願 書を出しました。さて試験日は近づくものの、樹木医に知り合いの先輩もいないため(実は居られたのですが)何を勉強したら良いのか分からず、昔の農 学に関する教科書などを引っ張り出し、始めから勉強のし直しでした(後で分かったことですが、「過去の問題集」や「樹木医の手引き」などの存在を知ら ず、随分無駄をしたものです。しかし、これが良い肥やしになりました)。運良く「合格」の知らせをいただき、筑波での研修は、午前3時に起きての試験 勉強こそ辛かったものの、毎日は楽しいものでした。ここで多くの良き仲間が出来たこと、その後、支部会での充実した技術研修など、樹木医としての資質 をより確実なものとするための日々の活動に、「やっぱり樹木医になって良かった」と感じ入っております。これからも、樹木医の仲間や、世の中の方々に 信頼される樹木医を目指して、更に自己研鑚に励みたいと思っております。