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合格体験記 (第13期)

樹木医活動に魅力を感じて

井上雅裕

 京都に生まれ育ったこともあり、小さな頃から両親に連れられて、寺社仏閣の庭園や森に足を運ぶ事が多く、自分より遥か昔から存在し続ける巨樹やご神木に 畏敬の念を持ち育ってきました。学生時代にランドスケープデザインを専攻し、親戚の造園会社にて作庭の手伝いをした時に日本人の美意識に感銘を受け、縁あ って緑化関連事業を手がける企業に在籍しています。

 樹木医を目指したのは、2年前にドイツからクラウス・マテック博士がVTA診断の講演で大阪に来られた時のことでした。博士へのお土産でお渡しする 「ほら貝」を手配したことがきっかけで、講演会終了後に大阪府樹木医会の12名の方々とお話をする機会を頂きました。私の会社にも樹木医は多数いますが、 会社以外の方々の考え方や活動を知る機会はそうありませんので貴重な時間でした。

 その時に「樹木に対する熱き思いと樹木医活動」にまつわる話を数々聞き、樹木と接する多種多様な仕事内容と人柄、そして活力あるネットワークに魅 力を感じ、私は樹木医を目指す第一歩を踏み出す決心をしたのです。

 しかし、過去の試験問題を解いて呆然しました。こんな細かいことをここまで広範囲に知らないとイケないの?と正直驚きましたが、とにかく問題と解 説内容で判らないことを抽出し、基礎となる樹木、土壌、病害虫などを調べました。するとパズルのピースみたいにバラバラだった知識が体系的に繋がっ ていくことを実感できたのです。

 この経験だけでも私にとっては大きな財産となりましたが、筑波での2週間で人との出会いがもっと大きな財産になったと思います。資格取得後は樹木 医だからこそできる社会貢献のあり方と存在意義を、自分なりに構築することが大切と思い勉強の日々が続いています。