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合格体験記 (第12期)

背水の陣?

東京大学千葉演習林 相川美絵子

 私が樹木医を志したのは試験前3ヶ月を切った頃でした。それまでは自分が樹木医の試験を受けるとは思いもよらなかったので、「出遅れている分を補わ なくては!来年は忙しくなって受けられないかもしれないから、今年は絶対落ちられないぞ!」と気合を入れ、今から思い出すとなかなかの集中力でした。 私の場合、短期集中型で、背水の陣の気持ちで勉強したのが良かったようです。そういえば大学も一校しか受けず、落ちたら浪人だ!と必死だったなあ。

 私の勉強の場は、往復2時間の通勤電車がほとんど。満員電車に負けず、吊り革に捉まりながら重い「最新・樹木医の手引き」を開き、腕の筋力の方が鍛 えられた気も・・。他に読んだのは「過去問題集」と「樹木医学」です。種類は少ないのですが、集中して2回は読みました。

 試験では、樹幹注入についての記述問題は全くの予想外で、想像力をフルに働かせ意地になって書きました。鶴岡八幡宮の裏山の遷移について出題があ り、ここは得意分野だと思ってせっせと書いたのですが、後で他の人に聞いてみるとそれぞれ異なり、私と正反対の推理をしておられる方もおり不安に。 でも最終的には良い結果となり、ネバーギブアップの精神が報われたのでしょうか。

 樹木医の知識の範囲はとても広いですね。しかし、これが樹木を診断・治療するのに役立つのだ、と思うと、大変興味深く楽しいです。研修が終わった段 階ではまだまだ入り口だということに気づきました。これからも日々、興味を持ち、知識と経験を積んでいきたいと思います。