滋賀県湖北地域振興局森林整備課 安部哲司
私が樹木医を知って10年。あこがれて7年。「いつかは…」と思っていた樹木医になることが出来ました。
受験のきっかけは、翌年4月に長男の誕生を控えた年末、「誕生記念に何かを」と考えていた矢先、同じ職場のS氏が樹木医に合格されました。
「あの人が合格(受験)したのだから私も…」
受験を決意しました。
その後、S氏から問題集と手引き書を借り、昼休みや電車通勤の時間を利用して勉強しました。
その勉強時間は30分程度という手頃な時間であり、短時間集中型の勉強をしていました。
帰宅後は出来る限り勉強をしないと決め、おかげで、家族サービスがおろそかにならずに済んだと思います。しかし、2週間の研修は家族にも迷惑を掛け たことでしょうが…。
さて、勉強方法ですが解答をすぐに見ないように問題を複写してから利用しました。「正解率が9割以上」を目標に問題集を何度も解いていたのですが、 そのうち、問題文を少し読むだけで解答番号が分かるようになり、しばらく問題集での勉強をやめたこともありました。
問題集で間違ったところを中心に、参考書でフォローしました。
ひたすら問題集を解いていたので論述問題はほとんど勉強できなかったのですが、大学での専攻内容(森林生態学)とその頃から読み重ねた書籍が役立っ たと考えています。
受験時に心掛けたことは、研修期間中の仕事の段取りや家族への気配りでした。個人的には、これが出来たから合格したと思っています。
おそらく充分では無かったのでしょうが…。