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合格体験記 (第11期)

海洋工学専攻で

安部鉄雄

 私の場合は、28歳で渋谷の植木屋に入り、43歳で樹木医に合格するまでに15年ほどあります。仕事は町場の植木屋、大学の専攻も海洋工学で、生物の勉強は中学生時代以来のことでした。ただ卒論のときに台風発生のメカニズムをテーマにしており、気象の問題には多少自信がありました。しかし、その他については、それなりに苦労しました。2年前に1級造園施工管理技士を取り試験には慣れているつもりでしたが、1回目は見事に落ちてしまいました。

 そこで、2年間をどのように勉強したかといいますと、新樹木医の手引きを2度熟読、通勤の電車の中でも過去の選抜試験問題集をパズル感覚でやったような気がします。仕事柄、樹木や病害虫の本はありますが、それほど役に立ったわけではありません。

 正直にいって、もっとも役立ったのは、森林インストラクター試験のための講習会でした。確かにお金はかかりますが、樹木の生理・生態、きのこや菌糸、森林土壌、その他にも樹木医試験に必要な事柄について、それぞれ専門の先生方が講義されます。熱心にノートを取り、疑問点は質問し答えていただきました。この方法で樹木医に合格した人が他にもいらっしゃることと思います。

 どのような勉強方法であれ、熱心に興味を持って気長に勉強することです。合格するための勉強ですが、受かってからもかなり勉強しなければならないことをどこかに覚えておいて下さい。ところで、森林インストラクターはいまだに受かっていません。皆様の御健闘を、お祈りします。