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合格体験記 (第11期)

「樹木と緑化の総合講座」で訓練

樹々 徳江 泉

 40歳すぎて勤めた植木屋で、やらされるのは掃除ばかり、休みは日曜だけです。体も疲れるし、もともと怠け者で、休みの日に勉強 なんてそう簡単にやる気になりません。そこで考えたのが、通勤時間です。そのうち電車に乗っている時間は、片道約8分往復で16分です。少ないけれど、年間300日位出勤日があるから、年間で70時間ほどは確保できました。

 最初は試験の内容も分からず、手当たり次第に関係のありそうな本を読んで、気に入れば寝床に入ってからも読むようになりました。

 本格的に受験勉強に取り組んだのは、「過去問」を取り寄せ、「樹木と緑化の総合講座」を受け終わってからです。これで試験の輪郭が分かるような気がしました。試験まで約一年です。

 択一式については、最初に「過去問」を4回ほどやりながら、分からないところを解説やその他の参考書で確認しました。

 記述式は、「過去問」も分からず皆目見当が付きません。そこで自分で問題を作り、それをとにかく600字で書いてみました。例えば「樹木とは」「世 界の4大樹病とは」「樹木に適する土壌について」などです。なるべく箇条書きにしました。さすがにこれは休みの日にしかできないので、10問ほどしかやっていないと思います。

 実施事例は、簡単な土壌改良による樹勢回復などです。面接の時に聞かれたので、実際にやったものだけを書いておいて正解だったと考えています。

 運が良かっただけとも思いますが、受験勉強は勉強というより、訓練だと信じています。

使った参考書らしきもの

書名等 著者/発行
中学・高校の生物の教科書
大学の植物生理学の教科書(これは難しすぎました)
樹病学 千場修著 地球社
植物と病気(読みやすく面白いので3回は読んだと思います。) 大木理著
アマチュア森林学のすすめ 西口親雄著 八坂書房
図集果樹栽培の基礎知識 農文協
土は生命の源 岩田進午著 創林社
樹木医の手引き (財)日本緑化センター
新・樹木医の手引き (財)日本緑化センター
最新・樹木医の手引き (財)日本緑化センター
材-樹木のかたちの謎 青空計画研究所
土をつくろう (財)日本緑化センター
緑化木の病害虫 見分け方と防除薬剤 林業薬剤協会
樹木に関する100の誤解 (財)日本緑化センター