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合格体験記 (第11期)

園芸療法の書籍も…

(有)小宮造園 蜂谷道和

 ここでは、樹木医の資格取得を考えたときから私がしてきた事と、実際試験を受けて感じた事を挙げてみたいと思います。

 試験問題は樹木に関する事全般から相当広く出題されています。「何を勉強したら良いのか」と問われても答えに窮 するところです。

 まず参考図書としては、(財)日本緑化センター発行の「最新・樹木医の手引き」が良いでしょう。これは選抜試験合格後に行われる研修のテキストとして使用されるものです。この本の中の内容に関するものが多く出題されていますので、やはりこれが一番基本となると思います。

 ページ数が500ほどありますが、それを3回位は読んで、全体を頭に入れておくと良いと思います。その上で、自分が重要だと判断した項目を中心に勉強してみたらどうでしょうか。私の場合は、自分が興味を持った項目や、もう少し突き詰めたい箇所を中心に勉強していきました。

 具体的にはマツノザイセンチュウによる松枯れ被害の原因や防除、土壌の構造や構成要素、樹木診断、病虫害の症例や対処法等です。それと手引きには掲載されていないのですが、興味があったので園芸療法の書籍も読みました。

 あとは、日本樹木医会発行の試験問題集。過去と同じような問題が重複して出題される事はないと思いますが、 問題とともに併記されている解説はとても役に立ちました。今後は樹木1本を治療して良しとするのではなく、周囲の環境と、 治療対象となる樹木や治療行為をどのように調和させていけばよいのか、総体的な感覚を養っていきたいと思っています。

参考図書

書名等 著者/発行
緑の読本 2002-1 シリーズ61 環境コミニュケーションズ 2002年4月、pp512-525.