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合格体験記 (第9期)

とにかくチャレンジ

(株)景環技術 丸田晴男・伊達 香

 樹木医に合格してから数ヶ月経過しました。合格してからは、それぞれのブロックにおける歓迎会や研修及び講習、情報交換、第9期生 同士のメールリンクの立ち上げ、久樹会(第9期生の同期会)発足等、様々なことがあり、あっという間に過ぎたような気がします。

 今回、樹木医合格体験記を依頼されたのにあたり、第9期生として同じ会社に勤務するものが2名同時に合格することができましたので、 そこに至る経過を2名連名で書きたいと思います。

 1次審査については、日本緑化センターが出している過去問題集を、通勤時間は勿論、打ち合わせに行く道中を含めてひたすら読みまし た。私たちは上司と部下として、同じ業務にコンビで携わっていることも多く、打ち合わせに行く道中、2人で並んで同じ過去問題集を読ん でおり、他の方から見れば、ちょっと奇妙な風景だったと思いますが、その道中で、お互いわからないこと等を確認しながら読んでいまし た。今考えるとこれが自分に足りない知識を認識するための良い機会だったような気がします。

 また、筆記試験の出題内容は、樹木に関わる者としての一般教養だけでなく、理系大学受験生物の範囲も一部含まれています。たまたま、 部下の方が理系出身で生物選択だったことから、これらに該当すると考えられる問題や、過去問題から類推される問題について、業務の合 間に、部下から上司へ出題するという形で過ごしました。これらの分野は、1人で勉強するにはなかなかつらい分野であり、過去問題集の解 答は、理解するためのプロセスの記述が少ないため、理解するのに時間と労力が必要となります。理解をするには何に対してもそれなりのプ ロセスは必要となりますが、知識を持っている人に教えてもらうことは、より深い理解を得ることができることと、受験勉強時間の短縮とい う意味でも、より良い方法だといえると思います。

 小論文への対応は、過去の出題傾向を考慮しても、一体何が出題されるのか類推できないと判断し、関連する図書をとにかく読むことに徹 し、受験時に対応できなければ、樹木医としてはまだ不足だったと理解しようと割り切りって臨みました。但し、私たち2人は、コンサルタ ント会社に勤務しており、文章を書くということに比較的慣れていたため、さほど苦にしていなかったということはあるかもしれません。今 後受験される方は、とにかく1つのテーマについて、一定の分量を書くことに慣れるというのが、小論文への一番の対応となると思います。

 つくばでの研修については、早朝からのテストやとても幅の広い講義内容等、大変であったことは間違いないですが、とにかく「楽しい!」 の一言につきます。

 1つの目的に向かって、80人が朝から晩まで顔を合わせて勉強することは、学生時代に返ったような気分となり、また、新しい知識を吸収 することの喜びや、全国の方々また、幅広い年齢層の方々と同期生として付き合えることの楽しさで、一杯になります。ですから、「つくば の研修を受けるために、1次審査を頑張ろう」というのも、受験勉強の励みになるかもしれません。

 いずれにしろ、「今回だめでも、傾向と対策を知るためにもまずはチャレンジ!」と思い、余り緊張することなく試験に臨んだのが結果と して良かったのかもしれません。今でも、「樹木の世界3大病は?」とか「DNAの4つの塩基の名前は?」とか「ワトソン・クリックって?」 とかが続いていますが、とにかく「チャレンジ!」という姿勢が大切だと実感しています。