上日寺の大イチョウ(富山県)
写真1 | ![]() 現在の全景1 |
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所在地 | 富山県氷見市朝日本町16番8号 |
樹種名 | イチョウ(雌株) |
大きさ |
高さ:28m 幹周(胸高):11.2m 幹周(根元):13.2m 枝張(東):12.3m 枝張(西):10.5m 枝張(南):9.2m 枝張(北):13.2m |
推定樹齢 | 950年 |
指定等 | 国指定天然記念物 |
管理者 | 富山県氷見市 |
故事・由来 | 上日寺は、銀杏精舎とも呼ばれています。670(白鳳10)年、当時創建の際に観音菩薩を安置し、その霊木としてこの樹が植えられたと伝えられます。大小無数の気根(乳)が垂れています。その先端が削られているのは、乳の出ない母親が、乳が出るよう祈り先端を削り、煎用するという民間信仰のためです。 |
樹木医の関与 | 1981年3月に主幹の上部が枯れてしまったので、枯れた部分を切除後、主要な枝に支柱を取り付けました。1991年には幹の腐朽部を取り除き、その翌年に根元近くの舗装を一部撤去し、土壌改良を行い樹勢回復を図りました。 |
関わった樹木医 | 浦野 哲 (認定登録番号0010) |
報告者 | 浦野 哲 登録認定№(0010) |
写真2 | ![]() 現在の全景2 |